【平屋】ブームは、階段いらずで子育て世代からシニアまで人気!


悩んでいる人

管理人
最近、【平屋】ブームですね!子育て世代からシニアまで、脱マンション派の方達にも人気です。二階建てと比較しながら、【平屋】のメリット・デメリットを調べました!
【平屋】ブームの理由とは?
【平屋】ブームはなぜ起きたのか?
【平屋】の家がここ数年、人気を集めています。子育て期から老後まで、ワンフロアで階段のない、 マンションのような移動の楽さを求めているのでしょう。
現役世代では、コロナ禍の影響でリモートワークが広がり、都心部に住まなくてもいいので、広い土地を得られるより郊外に戸建を構える傾向があるようです。またシニア世代では、終の住処として 夫婦二人に最適な小さめの平屋に建て直す方もいらっしゃいます。
マンションから【平屋】へ、二階建てから【平屋へ】、、
そんな【平屋】の魅力とメリット・デメリットを調べました。

【平屋】印象面のメリット・デメリット
まずは【平屋】が与える印象面の、メリット・デメリットをチェックします。
【平屋】印象面のメリット
- リゾート気分で別荘みたい
- 日本人に馴染みやすい雰囲気
- 安定感があり伸び伸び見える
【平屋】印象面のデメリット
- 高さがないので貧弱に見える
- 公民館みたいに見える
- 狭そうな家に見える
- シニア向けの家に見える
一口に【平屋】と言っても、見る人の年齢や個性、または地域によって、人に与える印象は様々なようです。

【平屋】実用面のメリット・デメリット
次に【平屋】の実用面でのメリット・デメリットを調べました。たくさん項目が出たので、間取り、外観、その他で分類しました。
【平屋】実用面のメリット
- 家族とコミュニケーションが取りやすい
- 生活動線が短い
- 家事の移動が少なくて済む
- トイレが1箇所で済む
- 二階に上がる手間が省ける
- 階段での事故が無い
- 台風や地震に比較的強い
- バリアフリーに対応しやすい
- 子どもや高齢の家族にも安心
- 天井を高くできる
- メンテナンス費用が比較的安く済む
- コンパクトな家族にフィット
- 庭付きなら自然を身近に感じられる

【平屋】実用面のデメリット
- 日光が届かない部屋が出来やすい
- 家族間や外とのプライバシーが保ちにくい
- 風の通りが悪い
- 生活導線の工夫が難しい
- 収納面積が不足しがち
- トイレを2箇所作りにくい
- 広い土地が必要(資金が必要)
- 周りの環境によっては家を建てづらい
- 延べ床面積が十分取りづらい
- 防犯的に不安
- 基礎と屋根が大きい分、建築コストが増す
- 水害時に逃げ場がない
- ライフスタイルの変化に対応しにくい
- 洗濯物を干す場所に困りがち
- 貴重品を1階に置くのが心配
多くの【平屋】オーナーが、階段に関することが最大のメリットと感じています。環境面で問題がなく、コンパクトな家を望むなら【平屋】の家は、とても魅力的だといえそうです。

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【平屋】と二階建てをスペックで単純比較
【平屋】と二階建てを比較する場合は、 建坪(基礎の坪数)を揃えて比較するのではなく、延べ床面積(居住空間の坪数)を揃えて比較しないと、本当の事が分かりません。家として考えた場合、同じ延べ床面積で比較した方が、それぞれの特徴がよくわかるでしょう。
それでは『平屋の4LDK』と『二階建の4LDK』を、 延べ床面積を揃えて単純比較してみましょう。
【平屋】は【二階建て】と比べて・・・?
- 平屋は基礎の大きさが 2倍
- 平屋は屋根の大きさが 2倍
- 外壁の大きさは 2/3
- 必要な土地の広さが 2倍
このような特徴があるため、一般的には二階建てよりも坪単価が5〜10万円程度高くなる例が多いようです。基礎が大きくて屋根も大きいのが、一番坪単価に影響すると言われています。
また土地の広さに関しては、例えば建蔽率50%で40坪の土地ならば、平屋だと延べ床・建坪ともに20坪の家しか建てられませんが、二階建てなら建坪20坪で延べ床40坪の家が建てられます。
【平屋】は節約できる部分もある
割高になる【平屋】ですが、【平屋】ならではとして、二階建てに比べて以下のスペースが節約できる可能性があります。
【平屋】だと節約できるスペース
- 階段スペースの5畳 程度
- 廊下スペースの5畳 程度
- 2階のベランダ4畳 程度
- 2階のトイレ1畳 程度
上記が不要になり、約10畳(5坪)ぐらいは節約できるのです。そうしますと、節約できる10畳分を室内空間に当てるか、または家をその分小さくすることができます。

メンテナンスは【平屋】の方がお得?
気になるのは、築10〜20年目に必要となる 外壁塗装や屋根塗装の費用です。【平屋】の場合でも、家の高さは3〜4メートルになります。職人の安全と作業効率のためにも、基本的に足場は必要となるそうで、そのため、同じ延べ床面積の二階建てと比べた場合、塗装代は大差ないようです。
※【平屋】の塗装代が安いというのは、延べ床面積ではなく建坪で比較した場合のようです。
【平屋】は本当に地震に強いのか?
一般の住宅は新耐震基準、および2000年基準を経て、2階建や3階建でも大地震で倒壊・崩壊しない構造になりました。とはいえ【平屋】の方が地震に強いのは、言うまでもありません。ただし【平屋】の場合でも、LDKを壁面が少ない大空間にしすぎたり、重い大屋根にしたり、掃き出し窓などの開口部を取りすぎる設計は、気をつけなければなりません。
地震に強いから【平屋】、というほどのメリットはありません。本文記事で掲載したメリット・デメリットをよくご確認いただき、家を建てる土地の立地、広さ、周囲の状況を検討しましょう。
さらに未来の家の姿を想像する事も重要で、日照方向の空き地にマンションが建ったり、隣家が平屋から二階建てになったり、、など今ある風景が変わってしまう可能性も、 想像してみた方がいいでしょう。それでも大丈夫そうだと思たら、【平屋】でGO¡ですね!
