【白い床(ホワイトフロア)】は広さ明るさが3割増し?


悩んでいる人

管理人
白い床(ホワイトフロア)、色の効果で部屋が広々と明るく見えるのは間違いなさそう。でも本当に快適に過ごせるのか、心配ですよね。心理、実用の両面でメリット、デメリットを調べてみました!
白い床(ホワイトフロア)
【白い床(ホワイトフロア)】はなぜ人気?
ここ10年ぐらいで、白い床の家が増えたように思います。【白い床(ホワイトフロア)】の一番の魅力は、 なんといっても部屋が広く見えること、部屋が明るく見えることでしょう。
例えばですが都市部において、家が密集していて隣の家が近くて窓が取りずらく、外光があまり取り込めない場合。
また、土地が狭くて住居面積が広く取れないが、部屋を広く見せたい場合。
「部屋を明るく見せたい」「部屋を広々見せたい」などのニーズに対する、視覚の効果だけで解決できる切り札として 【白い床(ホワイトフロア)】を選ぶ方が増えたのだと思います。

しかし【白い床(ホワイトフロア)】はメリットも大きいのですが、反面、デメリットもなかなか見過ごせないようです。ますは心理的な面での、メリット・デメリットをまとめてみました(人によって、白い床をどう感じるか?をまとめました)。
【白い床(ホワイトフロア)】の心理的メリット
- 気分が明るくなる
- 開放感がある
- モダンでかっこいい
- 都会的に感じる
- 癒される
- 清潔感がある
- 白い床だと天使の世界みたい
【白い床(ホワイトフロア)】の心理的デメリット
- 白い床は寒々しい
- 白い床は安っぽい
- ナチュラルさが無い
- 神経質になる
- 精神的に落ち着かない
- 白が多いと虚な印象
- 心に活気が失われる
- 店舗のようで、違和感がある
- 病院みたいに感じる
- カジュアルすぎる
【白い床】といっても、感じることは人それぞれですね。また年齢や性別、家族の人数、ペットの有無、 風土、立地などにも、白い床の印象は影響されるかもしれません。
さらに令和の時代背景として、モノトーンが好まれている印象もあります。不景気だと人はカラフルな色を避けるのだそうです。保守的になるということでしょうか。

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白い床(ホワイトフロア)の実用性
では【白い床(ホワイトフロア)】の実用的なメリット・デメリットには、どのようなものがあるでしょうか。 心理面と被るものもありますが、まとめてみました。
【白い床(ホワイトフロア)】の実用的メリット
- 白色の特性として部屋が広く見える
- 白色の特性として部屋が明るく見える
- モダンで都会的なセンスになる
- 建売っぽくない、注文住宅らしさが出せる
- カーテンやマット、家具などどんな色使いでも違和感がない
- 汚れが目立つので掃除を頑張れる
- 虫を見つけやすい

【白い床(ホワイトフロア)】の実用的デメリット
汚れが目立つ
- 髪の抜け毛、 ほこりがかなり目立つ
- スリッパや家具などで擦った後が黒く取れない
- 傷が乱反射して汚く見える
- マスカラなどの化粧品や毛染め液、子供のクレヨンなどが床に落ちると取れにくい
- 汚れが目立つため、掃除をたびたびせざるを得ない
劣化する
- 床の色が日に焼けて黄ばむ
- 経年変化で色味が変わる(薄グレーや黄色っぽくなる)
- 白い色味が変色して、最初の状態が続かない
- 白のフローリングの本来の美しさは数年で変化
眩しい/その他
- 日当たりの良い部屋が白いと目が疲れる
- 日光が反射して眩しい
- 老眼になった時に困る(眩しく感じる)
- 家を売りたくなった時に売れない
- インテリアを考えるのが難しい

小さなお子さんがいる家や長い髪の家族が多いと、なかなか苦労しそうですね。またインテリア(カーテンやカーペット、家具など)と合わせるのが難しい、、 という意見と逆に合わせやすい、という意見があります。
「合わせやすい」という場合は、床が白いキャンバスだから、どんな色でも綺麗に映える、ということのようです。 「合わせにくい」という意見の場合は、オーソドックスな床の色ではないゆえに、合うインテリアが想像しにくいようです。

家の住み心地で一番大事なのは「床」
『家の住み心地で一番大事なのは床』と言われます。 面積が広いし室内の印象を大きく変えます。
家は一生に一度の買い物なので、無難にまとめるだけでは物足りなくて、新築に住む喜びも半減してしまいます。 20年後にまた再考するぐらいの気持ちで、一度は思うような 【白い床(ホワイトフロア)】にしてみるのも良いのではないでしょうか。

【白い床(ホワイトフロア)】のHACK
真っ白床はやはりちょっと心配、という方は「真っ白床とは違う白系の床(施工前)」を、 最初は真っ白床にしたいけど、飽きたら手直ししたいという方は「白い床に飽きた時の対処法(施工後)」をご参考にどうぞ(2022年3月24日)。
真っ白床とは違う白系の床(施工前)
- 真っ白は避けてホワイトオーク(明るめの木材)を選ぶ
(ナチュラルさを残したまま、部屋が明るくなる) - ホワイトアッシュ(木目の薄い色)などを選ぶ
- 真っ白よりもアッシュトーンのライトベージュを選ぶ
- エクセルホワイト(真っ白)ではなく、シルキーホワイト(少し薄ベージュっぽい色)を選ぶ
白い床に飽きた時の対処法(施工後)
- フローリング材やむく材のフローリングなら、表面を削って他の色に再塗装することが出来る
- カラーワックスなどでDIYを検討する
- タイルカーペットなどを敷き詰める
- クッションフロアなら張り替えが比較的簡単
